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PVの撮影に来たの

楪いのりは数人の少女とともに洞窟を訪れていた。
洞窟の中の少し開けた場所。無数の氷の結晶が突き出ている場所でいのりは地面に突き出ていた氷の結晶に腰掛け、その綺麗な声で歌を歌っていた。
そして、そんないのりの周りを少女たちが様々な機材をもって取り囲んでいた。
そう、今ここではいのりの新曲のPV撮影が行われているのだ。
曲名は「Eternal Snow」。永遠に続く雪の世界をイメージしたこの新曲のPV撮影場所として、この一面氷で覆われた洞窟が選ばれたのだ。

―白い世界で ただ一人―

氷の世界の中心で、いのりは歌い続けている。

―深と 雪が舞うように―

声は高く遠く、洞窟の隅々にまで行き渡るように響いていた。そして

―ただ、永遠に……―

やがて歌はクライマックスに入り、そして静かに唇を閉じ歌い終わった。
いのりの美しい声は氷の洞窟に反響し、やがて静かに消えて行った。
そして、その余韻を残すかのように、いのりも静かに前に向き直る。その瞬間
ゴアッ! と強烈な冷気がいのりたちを襲った。
突然の吹雪。それは瞬く間にいのりたちの間を駆け抜け、そしてその場にあったものの温度を急激に奪っていった。
そして冷気の風が駆け抜けたのち、その場所には再び静寂が訪れた。
そして、その中心にはいのりの氷像が出来上がっていた。
歌を歌い終わったいのりはそのまま煽情的な衣装ごと凍り付き、氷の歌姫となったのだ。
もともと彫像のように無表情で整った顔立ちだ。それはやはり本物の氷の彫像になった今でも変わらない。
澄ました表情で前を見据える妖艶なまなざしの氷の像は美しいという他なかった。
いのりとともに洞窟にやって来ていたスタッフは皆、いのりと同様に凍り付き物言わぬ氷像に変わり果ててしまったが、撮影機材はかろうじて無事だったらしい。
いのりを撮影していたビデオカメラは今、美しく神秘的な氷像になったいのりの姿を……そしてそのいのり氷像に近寄り、美しい氷像をうっとりと眺めている雪女の姿をただただ記録に収め続けていた……
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いかにもお宝がありそうだ

「よし、この先でも探すか!」
「あんまり大声を出さないでください。 洞窟はすごく反響するんですから」
洞窟に新たに2人の来訪者が訪れていた。
魔理沙と妖夢だ。
この洞窟にはものすごいお宝が隠されているという話を聞いた魔理沙が、たまたま出会った妖夢を手伝わせるために攫ってやってきたというわけだ。
魔理沙は洞窟に着くや否やお宝探しに走りまわり、妖夢も早く帰りたいがために魔理沙が満足するようなお宝を探して洞窟内を歩き回ったところで今に至る。
今のところめぼしいものは見つかっていない。魔理沙と妖夢はひたすらに氷の道を突き進み、おめがねにかなうものを探し続けていた。すると
「お、なんか広い部屋にでたな」
魔理沙たちが進んでいた道は、やがて広い部屋に出た。そして、その部屋の中には魔理沙の目を引く物があった。
そこに並んでいたのは氷像たちだ。
計4体、それぞれ台座に飾られた氷像が美術品のように部屋の中に並んでいた。
その中でも特に目を引かれたのは
「おお、なんだこれ、すごい高そう!」
魔理沙が目を付けたのはドレス姿の氷像だ。
どこかの国のお姫様をかたどったものなのか、長い髪にはサークレットが挿さっており、そのドレスのいたるところにも宝石様の装飾が象られていた。
「こっちのもなかなか良さそうだな」
さらに魔理沙が見るのはその向かいのある氷像だ。こちらもどこか神秘的な司祭服を着た氷像だ。
先ほどのドレスの氷像も、この司祭服の氷像もとても精巧に作られており、まるで今にも動き出しそうなほどにリアルな作品だった。
この2体のほかにも制服を着た少女の像も2体ほどあり、こちらもおそらくは美術品としてはかなりの値打ちものになるだろう。
「妖夢、こいつら持っていこうぜ」
「えっ、これ全部ですか?」
「当たり前だろ? 2人で2個ずつ運べば大丈夫だ」
「えー……」
妖夢はしぶしぶと、魔理沙は張り切ってこの氷像たちを運ぶべく動き出した。
そして、魔理沙がドレス姿の氷像を台座から降ろそうと手をかけたとき……

「私のコレクションに触れないで!」

突然、この氷の部屋に声が響いた。
幼い少女のような声。それが響くと同時に無数の氷の矢が魔理沙と妖夢の頭上に展開された。
それはそのまま二人をめがけて豪雨に様に降り注ぐ。
「うおっ、いきなりかよ!?」
「わ、わわっ!?」
突然の攻撃に魔理沙と妖夢は急いで臨戦態勢を取った。
降り注ぐ氷の矢を魔理沙は魔法で、妖夢は刀で撃ち落とそうとする。しかし
「やあっ!」
妖夢の鋭い一閃が氷の矢を切り落とした時だった。
「えっ?」
刀が矢を切り裂いた瞬間、その刃が凍り付いたのだ。
そして、そこから妖夢の手までが凍り付き、そのまま氷の侵食があっという間に全身におよび……

パキンッ

と軽快な音を立てて、妖夢は完全に凍結した。
「妖夢!?」
刀を振るったまま物言わぬ氷像になった妖夢。
全身真っ白に染まった彼女を見て、魔理沙の表情に焦りの色が浮かんだ。
そして、その気を抜いた一瞬の間に魔理沙のスカートを氷の矢がかすった。
「おっと、危な……」
間一髪よけたかと思ったが、矢にかすった場所からスカートが凍り始めた。そして、そのまま妖夢と同様に氷の侵食が始まり、それは瞬く間に魔理沙の全身に及ぶ。
腰から足、胸、両手、そして顔へと……
「や……ば……」
そして、凍り付いていく中で魔理沙は見た。
(あれは……?)
視線の先には一人の女の子が浮いていた。
白い和服に身を包んだ、水色の長い髪の少女。
(女の……子……?)
魔理沙がその姿を目にしたとき、魔理沙の全身が氷に包まれ……



ピキイッ

ここにロストテクノロジーがあるかもしれないわ

フィーナとエステルは洞窟に足を踏み入れていた。
というのも実はこの洞窟では不思議な現象が起こっているらしく、それがもしかしたら月の遺産であるロストテクノロジーかもしれないからだ。
月の王女であるフィーナが黙って見ていられるわけもなく、調査のために丁度都合がよかったエステルとともに訪れたのだ。
幸い今のところ危険な噂はなかったため、今回はボディーガードも抜きで二人きりで訪れている。
「綺麗なところね……」
「はい……」
今のところ特に気になる点はなく、むしろ単純に二人はこの洞窟を観光していた。
二人は王女と司祭とはいえ、やはり女の子。綺麗なものは大好きだった。
と、しばらく進んだところで、二人は大きな部屋に出た。
そこは学校の体育館くらいの広さがある部屋で、その部屋の真ん中には今まで見かけなかったものがぽつんと置かれていた。
「あれは何かしら?」
近寄っていくフィーナとエステル。
部屋の中央部、そこにあったのは氷の彫像だった。
四角い氷の台座に乗せられたそれは、どうやら人の姿をかたどった氷像のようでモデルは制服を身にまとった女の子のようだった。
隣り合い、飾られるように立っている氷像。
フィーナたちの右手に見えるのは長い髪の氷像で、左に見えるのはショートカットの氷像だった。
別に雪国に氷像があることくらい珍しくはないだろう。だが、気になるのはこの氷像が先ほど見た少女たちにそっくりだということだった。
確か黒髪の長い少女が黒雪、そして、短い髪の少女がチユリと言っていただろうか。
この洞窟に来る前に立ち寄った町で見かけた二人だった。
たしか、この洞窟に観光目的で寄るつもりだとのことだったが……
「いったい何なのかしらこれは……」
近寄って見てみても、やはりあの時の少女たちそっくりだ。
あの時見たのは長い黒髪がきれいだったのを覚えているが、今目の前にある氷像はそんな面影がないくらいに全身真っ白だった。
そして、そんな見覚えのある容姿をした氷像にはもう一点気になるところがあった。
普通、こういう美術品の像と言えば澄ましたり無表情だったりすることが多いだろう。
だが、この2体の氷像は何かに驚いたようにその目も口も大きく開いていた。
まるで、突然何者かに襲われたように……
「少し不気味ね……」
「はい……」
二人してこの奇妙な氷像を怪訝な表情で見つめていた。すると
「あら……?」
「どうなさいました? フィーナ様?」
「いえ……」
フィーナは洞窟の奥を見た。そこに、誰かがいるような……
そこにいた人影をフィーナが捉えたとき、人影が何らかの動作をした。すると、急にフィーナとエステルの周りを冷気が渦巻きだす。
「そ……そんな!?」
「フィーナさまっ!?」
冷気の渦は瞬く間に二人を飲み込んで、そして……


ピキイッ



きれいな観光名所と聞いたぞ

その日、黒雪姫とチユリはこの洞窟を訪れていた。
「うっわー、綺麗ですね!」
「うむ、想像以上だな」
はしゃぎまわるチユリと落ち着いてこの一面氷に覆われた世界を楽しむ黒雪姫。
今回はネットゲーム「アクセルワールド」の同じレギオンに所属する女性どうして親睦を深めるための旅行だったのだが、その時に見た旅行情報サイトでこの洞窟が穴場の観光スポットとして紹介されていたのだ。
なので、こうして来てみたのだがどうやら大当たりだったらしい。
一面輝く氷の世界。
見ているだけでその神秘的な美しさに引き込まれていくようだった。
さらには人気もなく、今この洞窟を訪れているのは2人だけのようで、思う存分にこの洞窟を満喫できている。
大声ではしゃごうが、だれにも叱られるようなことはない。
二人はこの光景を十二分に楽しみながら歩き進めていく。すると、一際神秘的な部屋へと出た。
小さな部屋だったが、氷の結晶や氷柱がいたるところに存在しこの部屋を装飾づけていた。
この美しい光景にしばし声をなくして感動する二人。すると
「ん?」
「どうしたんですか?」
突然黒雪姫が何かに気付いたかのように我に返った。
「いや、何か……」
人の気配を感じたような……
と黒雪姫はあたりを見渡した。そして、巨大な氷の結晶の陰に何かを見つけた。その時
「こ……これはっ!」
「え……何……!?」
突然洞窟内に吹き荒れた強烈な冷気の風が二人を包み込み、そして……



ピキィッ

ついたー

冷やしtwitterはじめました。

プロフィール

七月

Author:七月
七月(ななつき)といいます。
固体少女様にて稚拙な文章を投稿させたりなんかしていただいてます。
時間がありましたら暇つぶしにでも見てやっていただけるとありがたいです。

好きな漫画(ラノベ)、アニメ:魔法少女リリカルなのはシリーズ、ながされて藍蘭島、とある魔術の禁書目録、C3、ソウルイーター

好きなゲーム:東方project、夜明け前より瑠璃色な、BALDRSKY、SO3、SO4、サモンナイト3

最近好きなアニソン(ゲーソン):沈黙の空、jihad(BALDRSKY)、only my railgun(とある科学の超電磁砲)、Refrain(プリンセスうぃっちぃず)
連絡などございましたら以下のメールフォームへ
http://form1.fc2.com/form/?id=490964

ただ、僕は結構メールを放置する癖があるので、もし連絡が遅くなったらごめんなさい。

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