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テイルズオブペトリファイ(レディアントマイソロジー3:石化)

こんばんは七月です。
何ヶ月ぶりでしょうか、僕がSS投稿するのって……
そろそろ僕が本業はSS書きだってこと忘れられてそうですねw

まあそんなこんなでテイルズ固めSS完成しました。
正直久し振りに書いた&勢いで書いたので色々荒いかもしれません。

シチュはカノンノEたちが砂漠で石化全滅した仲間を助けにいったが、逆にカノンノたちもバジリスクに襲われて……

といった感じ。
メインがカノンノE、マルタ、ソフィ、エステル。
サブがリアラ、フィリア、すず、メルディ
どうしても原作プレイ済みのほうが動かしやすいので、キャラ描写に差が出てしまったのはご勘弁を……



こんな感じですが、よろしければ続きよりどうぞー

あ、パナシーアボトル使えよ……ってツッコミは無しね!








「あつー……」
砂漠の日差しはとことん暑い。
カノンノ・イヤハートはなんとも気だるげな声を出し、かろうじて見つけた木陰に腰を下ろした。
「ほら、しっかりしなさいよ」
「うん、ありがとう。マルタ」
そんなカノンノにマルタ・ルアルディがオアシスから汲んだ水を差し出した。
「大丈夫……?」
「無理は禁物ですよ」
同行していたソフィ、エステルも心配そうな顔でカノンノを覗き込んでいた。
「大丈夫だよ。ちょっとさっきの戦闘で疲れちゃっただけ」
カノンノはそんな二人に笑い返す。
今、カノンノがいるのはカダイブ砂漠……そのオアシス方面だ。現在アンジュから言い渡されたとある依頼を受けてここにいるのだった。
その依頼とは……




数時間前
「え? 砂漠に行ったみんなが戻ってこない?」
「そうなのよ……バジリスク討伐の依頼を受けて砂漠に行ったみんなと連絡が取れなくなってね……」
ホールの受付で困った顔でアンジュはカノンノに話しかけていた。
「たぶん砂漠で力尽きて倒れちゃっているのよね。ねえカノンノ、良かったら皆を助けに行ってくれないかしら?」
依頼を受けて出発した仲間が、依頼をクリアできずにダンジョン内で力尽きてしまう事はよくあることだった。
その際に力尽きたメンバーを回収しに行くのもギルドの立派な仕事なのだ。
「はい。私でよければ。」
カノンノはアンジュの依頼を快く承諾した。
「本当♪ じゃあお願いね。メンバーは……そうね、今はこの子達なら手が空いているかな?」
そう言ってアンジュは何人かの名前をリストアップし始め
「うん、マルタ、ソフィ、エステルに同行してもらいましょう。それじゃあカノンノ、よろしくね」




そんなわけでカノンノたちは砂漠を突き進んでおり、今は丁度戦闘後に一服している状態というわけだ。
「ふう、それなりに休んだしそろそろ行こうよ」
と、カノンノが立ち上がったとき、マルタが
「ねえ、ところでその砂漠に来ていたメンバーって誰だっけ?」
「マルタ覚えてないの? えっと確か……」
誰だっけ? とカノンノは思い出そうとするが、エステルがあっさりと
「リアラさん、すずさん、メルディさん……あとはフィリアさんですね」
「だって」
「あんたも覚えてなかったんじゃない! って見事に前衛がいないわね……」
こりゃ全滅するわけね。とマルタが呆れた顔をした。
そのとき
「……見つけた」
ふいにソフィが呟いた。
カノンノたちもソフィの目線の先を見やった。
砂漠の先、砂煙の向こうに確かに……



4つの影があった。



そこに建っていたのは石像だった。
「皆……」
それはリアラ、すず、メルディ……そしてフィリアの石と成り果てて姿だった。
詠唱中に石にされたのかリアラは杖を構えたまま石となっていた。すずは空中で石化されたのかやや不恰好なポーズで地面に落ちており、その体は少し砂に埋もれていた。
メルディは不利を感じで逃げようとしたのか、駆け出している途中でその動きが止まっていた。
フィリアは敵の攻撃に身をすくめるように、両腕で胸を抱くように石になっていた。
それぞれ多様な格好で石化している少女達。
確か全滅報告を聞いたのは数時間前だ。
その後ずっと砂嵐に晒されていたのだろう。石像には砂が大量に降りかかっており、カノンノがその石と化した体を少し揺するだけでもサーーッ……と砂がその体から静かに落ちていった。
「おつかれさま……」
カノンノはそんな石像と化したリアラの前に立ち、労うようにその体に被さった砂を叩いてあげた。
「さて、それじゃあ早くこの子達を回収して、バンエルティア号に戻りましょう」
「うん。長居は良くない」
マルタがすずの石像を、ソフィがメルディの石像を持ち上げながら言う。
「そうですね。まだ無事に皆さんをバンエルティア号まで運ばなければいけませんし」
エステルもフィリアの石像に手をかけようとして
「あら?」
「どうしたの? エステル?」
「いえ……今何か……」
動いたような……とエステルがフィリアの石像の後ろを覗き込んだ瞬間
「きゃあっ!」
「エステルっ!?」
エステルはいきなり何者かに手を噛まれてしまった。
「痛いです……。っ! これは!?」
「エステル、大丈夫……あっ!?」
急いで駆け寄ったカノンノが見たものは、灰色に染まりつつあるエステルの右腕だった。
「これは……石化!?」
辺りを見渡すと、カノンノはエステルを襲撃した生物を見つけた。巨大な紫色のトカゲのような魔物……バジリスクだ。
「あ……ああっ!」
パキ……パキ……とゆっくりとエステルの体が石になっていく。
右腕から広がり、胸へ、腰へ、そして顔へと石化は広がっていく。
「皆さん……気を……付け……」
やがてエステルの口も完全に固まってしまい、言葉を発せなくなってしまった。
そのままエステルの全てが固まってしまう。
「て……」
パキンッ
「エステルッ!」
カノンノの叫びもむなしく、エステルは完全な石像へと変化してしまった。
全身灰色に染まったエステルは、今まで回りに立っていた4体の石像と同じように最早動くことはせず、ただそこに立っているだけだった。
「えーいっ、爆砕斬っ!」
ドゴアッ
と、カノンノの大地を砕く一撃がバジリスクの体を吹き飛ばした。
その隙にカノンノはエステルの石像を抱えると、この場からはなれようと走り出す。
「回収任務は一端止め! ここを離れて体制を立て直そう」
「そうしたいのは山々なんだけど……」
「難しそう……」
バサッと一斉にカノンノたちの周りの砂が競りあがった。そして、そこから何匹ものバジリスクが姿を現した。
「嘘……」
カノンノは目の前の状況に額に汗を浮かべる。

囲まれていたのだ。




「ああっ!」
「ソフィ!?」
何とかバジリスクの群から抜け出そうと、カノンノたちは奮闘していた。しかし、如何せん数が多すぎる。
ついにソフィがバジリスクの毒牙にかかってしまった
「くぅ……」
噛まれた脇腹から、ソフィの体は石へと変化していく。
「ま……だ……」
それでも尚、ソフィは動こうとしたが、体の一部が石化した状態でまともに動けるわけがない。
動きの鈍ったソフィにバジリスクの群が殺到し、ソフィに噛み付いた。
「く……あ……」
大量の石化毒がその体に打ち込まれ、ソフィの体は急速に石化していく。
「想定……外……」
「ソフィーーーっ!?」
カチンッ
一瞬でソフィの体が石へと変わった。
ソフィは苦しそうな表情で、バジリスクの群に抗うような格好そのままで石像へと変化していた。
「そんな、ソフィまで……」
エステルに続き、ソフィまで石になってしまった。これで残るはカノンノとマルタのみ。
「カノンノ、まだ大丈夫?」
「うん、なんとか」
まずい状況だった。
たった二人で何匹ものバジリスクを相手にしなければいけない。
「バジリスク自体は大した事ないけど、石にされたらまずいよね」
「大丈夫、石化毒があるのはあの牙だけみたい。だからアレにさえ気をつければ……」
と、言おうとしたところでマルタは気がついた。目の前の一匹。他のバジリスクと少し色合いが違う、赤いバジリスクが口を大きく開けて息を吸い込んでいた。
(まずいっ!)
瞬間的に危険を察したマルタは
「どいてっ、カノンノ!」
「わあっ!?」
とっさにカノンノを突き飛ばした。そして
ブワアッ
「きゃああああっ!」
その直後、黒いガスがマルタを包み込んだ。
「マルタっ!?」
ガスは暫く停滞した後、風によって薄れていった。そしてその後には……
「そんな……」
一転の曇りなく石像と化したマルタの姿があった。
ガスを受け仰け反り、少し苦しそうな格好で石像となっているマルタ。
マルタが浴びたのは石化ガスだったのだ。
石と化した後にガスの勢いを受けたからかその服は所々壊れ、石と化した肌が露わになっていた。
「マルタっ……ねえマルタっ!」
カノンノが石像に駆け寄り、声をかけるが当然返事はない。
「…………」
「そんな……」
その場に座り込んでしまうカノンノ。そんなカノンノに向かい、バジリスクはもう一度大きく息を吸い込んでいた。
「く……」
カノンノは立ち上がり、剣を構える。そして
「ああああっ!」
バジリスクに向けて走り出した。
「桜花……」
そんなカノンノに向け、バジリスクが石化ガスを吐き出した。
「爆砕斬っ!!」
カノンノも全力の一撃を放つ。
ズゴアアアッ
やがて、2つの力が衝突した。




黒いガスが晴れた後、そこにバジリスクはいなかった。
カノンノの一撃は赤いバジリスクを消し飛ばした。そして大将を潰されたからか、単純にカノンノの技に驚いたのか他のバジリスクたちは一斉にこの場から逃げ出していってしまったのだ。
だが……
「…………」
バジリスクが去った後、そこにカノンノは立っていなかった。
立っていたのは、カノンノの石像だった。
あの時、バジリスクを倒す事に成功したカノンノだったが、そのまま石化ガスを全身に浴び一瞬で石像へと変わってしまったのだ。
全身灰色に染まったカノンノ。何かを叫ぶように大きく開かれた口と目。
服はマルタ同様、少しばかり破損して灰色の肌が露わになっている。
カノンノは剣を振り切った体制で石になっていた。なんともバランスが悪い格好ではあったが、振り切った剣が地面に刺さり、支えとなってカノンノの石像を立たせていた。
こうして、結局カノンノも石化され、エステル、ソフィ、マルタ……結局リアラたちを助けに来た全員も石像へと変えられてしまった。
合計8体。少女達の石像が砂漠に残される。



この後、砂漠には巨大な竜巻が発生した。
竜巻は砂漠にあるあらゆる物を破壊していった。
これに飲まれた少女達の石像は、その壊れやすい部分を破壊された。
石となり、壊れやすくなっていた衣類は竜巻によって破壊され、あとには全裸になった少女達の石像が残される。
リアラ、フィリア、すず、メルディ……そして、カノンノ、マルタ、ソフィ、エステル……
8人の少女の裸婦像が砂漠に佇むオブジェとして、その場に残された。
彼女たちを救うために再びギルドは救援隊をよこすだろう。
その人たちはどうなってしまうのか?
それはまた別のお話。






おまけ
アンジュ「えっと、じゃあ次はミント、ルーティ、シェリア、ティアで♪ カノンノたちの回収任務、お願いね♪」



……続きません。
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初めまして!

初めまして!タイワンからのナゾです
石化を主題として書いた文章が面白い!
読んでみたら萌えます・・・普通のゲームだけのに
こんな対話を加えたら
とても良いね!

もし良ければ七月さんのブログをリンクしたいです!
如何でしょうか;
面白いブログは、見逃したくないし(笑)
どうぞよろしくお願いします!

Re: 初めまして!

コメントありがとうございます

>かなさん
残念! マイソロ3にビーフシチューはないのだ!



>タイワンからのナゾさん
ありがとうございます。もちろんリンクはOKですよ。
基本的に僕のブログはリンクフリーですし(笑)
よろしければタイワンからのナゾのサイトもリンクさせて頂きたいのですが、大丈夫でしょうか?

よろしく!

返事ありがとうございます!
是非、お互いにリンクしましょうね!
これからもよろしくお願いします^^

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Author:七月
七月(ななつき)といいます。
固体少女様にて稚拙な文章を投稿させたりなんかしていただいてます。
時間がありましたら暇つぶしにでも見てやっていただけるとありがたいです。

好きな漫画(ラノベ)、アニメ:魔法少女リリカルなのはシリーズ、ながされて藍蘭島、とある魔術の禁書目録、C3、ソウルイーター

好きなゲーム:東方project、夜明け前より瑠璃色な、BALDRSKY、SO3、SO4、サモンナイト3

最近好きなアニソン(ゲーソン):沈黙の空、jihad(BALDRSKY)、only my railgun(とある科学の超電磁砲)、Refrain(プリンセスうぃっちぃず)
連絡などございましたら以下のメールフォームへ
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ただ、僕は結構メールを放置する癖があるので、もし連絡が遅くなったらごめんなさい。

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