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リクSSその1

こんばんは七月です。
ようやくリクSSその1ができました。
・・・遅いですね(汗)
すいません、意外とリアルが忙しくて……

まあとにかく今回のリク内容はテイルズ系でとのことでしたので、TOGのシェリアを石にしました。
<
参考動画

オチがだいぶ適当な気がしますが、よろしければ続きよりどうぞ。

ちなみに次はサモンナイト2、その次はFORTUNE ATERIALの固めSSになりそうです。





辺境の土地、ラントの裏山をシェリアは一人歩いていた。
今日の午後のこと、アスベルとソフィは裏山にある花畑へ行くと言って家を出た。
明るいうちに帰って来てねと念を押したはずなのだが、いまだに二人は帰ってこない。
シェリアは痺れを切らし、裏山に二人を捜しに来たのだ。
「全く……もう日が暮れてきているのに……!」
シェリアが裏山にたどり着いた時にはすでに日は傾き始め、空はすでに夕焼けの紅一色に染まっていた。
別に帰りが遅いからと言って二人の身の心配をしているわけではない。
裏山には魔物もいるとはいえ、所詮二人の敵ではないからだ。
どうせソフィが花畑で遊ぶのに夢中になっているのを、アスベルが時間も気にせずのんびりと眺めていたらこんな時間になってしまっただけなのだろう。
「だからと言って夕飯に遅れるのは許せません」
せっかく今日はアスベルが好きなカレーと、ソフィが好きなカニタマの予定だったのに、勝手に焼き鳥丼にしちゃうんだから! と、夕飯のメニューを勝手に変更すると、一人ぷんすかと頬を膨らませながらシェリアは山道を急いだ。その時
「あら?」
シェリアのすぐ横。そこで、がさがさと茂みが動いていることにシェリアは気が付いた。
魔物かしら? と思いナイフを投げようとも思ったが、万が一ソフィがかくれんぼの最中だったりしたら危険なので、シェリアはとりあえず様子を見るべく茂みへと近づいた。すると
「きゃっ!」
突如として草むらから一匹の魔物が飛び出した。
緑色の流体状の魔物――スライムだ。
スライムは草むらから飛び出すや否や、素早くシェリアの足に纏わりついた。
足を取られ、シェリアはその場に尻餅をつくように倒れる。するとスライムはそのまま一気にシェリアの全身に覆いかぶさった。
「ちょっと、何よこれ!」
冷たい液体の感触がシェリアの全身を襲う。
スライムはシェリアの体にまとわりつくと、その衣服を溶かし始めた。
スライムの体に撫でられたところからシェリアの衣服が溶け、その肌が露わになっていく。さらには。
「え……嘘!」
今度はその露わになった肌が次第に石へと変わっていた。
このスライムの粘液には石化の効果もあるらしい。
服が解け、肌色の肌が見えたかと思うとそれはすぐさま灰色へと染まっていく。
「ん……くうっ!」
シェリアは体をひねり必死に抵抗するが、次第に石になっていく体ではろくな抵抗はできない。
巨大なスライムはシェリアの抵抗をものともせずにシェリアの体を包み込んでいく。
すでに首から下までがスライムにのまれ、その体も石と化していた。
「や……あ……」
そして、涙を浮かべたシェリアの顔をもスライムは包んでいく。
それで終わりだった。
スライムに全身を包まれた瞬間、残っていた顔も石化に包まれ、シェリアは完全な石像へと変わり果てた。
石になったシェリアの瞳はもはや何も映さない。ただ、灰色に濁った眼差しだけがそこにはあった。
最早シェリアは微塵も動くことはない。
ただ、その周りで依然としてスライムがうごめいているだけだった。



「すっかり遅くなったな」
「うん、でも楽しかった」
日も暮れかけた山道をアスベルとソフィが歩いていた。
花畑で過ごしていたらいつの間にかこんな時間になっていた。
シェリアにはあまり遅くまでいないようにと言われていたが、どうやら帰ったら説教は免れなさそうだ。さらに言うなら夕飯の予定を焼き鳥丼に変更されるくらいは覚悟しないといけないだろう。
「こんなに遅くなって……シェリアには怒られそうだな」
「カニタマ……」
アスベルはものすごく残念そうな顔でしゅんとするソフィを見て、なんとかカニタマくらいは作ってくれるようお願いしてみようと考えていた。そんなアスベルに
「ねえ、アスベル」
つんつんと隣を歩いていたソフィが腕をつついた。
「どうしたんだ、ソフィ?」
「あれ……」
ソフィは道の傍らを指差した。
「シェリアだよね?」
「え?」
そして、びくっと反応しながらアスベルはソフィの指差した方向を見た。だが、そこにシェリアどころか人の姿すらない。
あるのは木の根もとで不気味に動く一体のスライムだが……
「ん?」
そのスライムは何かにまとわりついていた。
灰色の塊。それはどこかで見たような形をしていて……
「まさか……!?」
「うん、あれシェリアだよね?」
スライムが纏わりついているのは石像だった。そして、そのスライムの体の合間から覗く顔は見知った顔だった。
灰色一色に染まり分かりづらいが見間違えるようなことはない。スライムが纏わりついている石像の顔は間違いなくシェリアのそれだった。
「ソフィ!」
「うん、今助ける!」
アスベルとソフィはすぐさま戦闘態勢を取ると、シェリアを救うべくスライムへと向かっていった。




「逃げたか……」
あの後アスベルとソフィの存在に気付くと、スライムはすぐさまシェリアから離れ、木々の奥へと消えていった。
シェリアを襲ったスライムに怒りこそあったが、今は深追いするよりも先にやらなければいけないことがある。
「シェリア! ……っ!?」
「? どうしたの、アスベル?」
状況を確認するべく、シェリアの石像に駆け寄ったアスベルだが、すぐにその眼をそらしてしまう。なぜなら
「シェリア……裸だね」
「い……言われなくても分かってる!」
着ていた衣類をスライムに溶かされ、そこには全身の肌を露わにしたシェリアの石像があった。
よほど石に変えられるのが怖かったのか、助けを求めるようにその目も口も大きく開かれており、体はスライムに抵抗するようにあがいた形跡があった。
その灰色の石の肌には依然としてスライムの緑色の粘液がべっとりとついており、余計に艶めかしい。
当然アスベルは直視などできるわけもなく、ただただ慌てふためいていた。
それに対してソフィは冷静で
「シェリア、石化しちゃってるんだよね?」
むしろもの珍しそうにシェリアの石像を見ていた。
「ねえアスベル、シェリアだけど、これからどうしよう?」
「と……とにかく屋敷に連れて帰らないと」
相変わらず目をそむけ、顔を真っ赤にしながらアスベルは言う。
屋敷に戻ればパナシーアボトルがある。それを使えば石化なんてあっという間に治す事が出来る。だが
「流石にこのまま戻すのはまずいよなあ……」
シェリアの石像には今もべっとりとスライムの粘液がついている。流石に粘液を洗い落として綺麗にしてあげなければ、元に戻った時に大変なことになりそうだ。
「ソフィ、シェリアを大浴場で洗ってやってくれるか?」
「うん、まかせて」
そういってソフィはシェリアの石像を持ち上げると、アスベルとともに屋敷への帰路へ着いた。



浴場にて
「んしょ……んっしょ……」
ソフィは泡立ったスポンジでひたすらシェリアを洗っていた。
この広い浴場にはシェリアの石像とそれを洗うソフィの姿のみ。もちろんアスベルの姿はそこにはなく、アスベルは今は近くの商店にパナシーアボトルを買いに行っている最中だった。(屋敷の在庫はちょうど切れていたらしい)
アスベルはすぐに帰ってくると約束もしたし、ソフィはそれを待ちながらシェリアの体をきれいにする役目を全うしていた。
「よい……しょ!」
ソフィは尚も力いっぱいシェリアを洗い続けた。
全身粘液まみれだったので、洗うほうも大変だ。顔やら胸やらお尻やら……いたるところをごしごしとこすっていく。
「ねえシェリア、気持ちいい?」
「…………」
語りかけるも返事はない。いつも一緒にお風呂に入るときは優しげな声が返ってきたはずなのに、今はそれがなく、ソフィは一抹の寂しさを覚えていた。
「アスベル……まだかな……」
早く元のシェリアに戻ってほしい。
そんなことを思いながら、ソフィはアスベルの帰りを待った。



「ええっ! 売り切れですか!?」
「ああ、在庫もないし……隣町まで行かないとダメだな」
「隣町……」
ここから全力で走っても結構な距離がある。ソフィに言った通りすぐに戻ることはできなさそうだった。
「マモレナカッタ……(ソフィとの約束を)」
一人で勝手に敗北したアスベルはこの後、必死で隣町まで走って帰ってくることになる。
しかしそこには長時間待たされてふてくされたソフィと、石化から戻ったシェリアのお説教がアスベルを迎えることになるのだった。

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Author:七月
七月(ななつき)といいます。
固体少女様にて稚拙な文章を投稿させたりなんかしていただいてます。
時間がありましたら暇つぶしにでも見てやっていただけるとありがたいです。

好きな漫画(ラノベ)、アニメ:魔法少女リリカルなのはシリーズ、ながされて藍蘭島、とある魔術の禁書目録、C3、ソウルイーター

好きなゲーム:東方project、夜明け前より瑠璃色な、BALDRSKY、SO3、SO4、サモンナイト3

最近好きなアニソン(ゲーソン):沈黙の空、jihad(BALDRSKY)、only my railgun(とある科学の超電磁砲)、Refrain(プリンセスうぃっちぃず)
連絡などございましたら以下のメールフォームへ
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