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リスエスト作品その2

こんばんは、リクエスト作品第2弾です。
今回はミルフィーユ(ギャラクシーエンジェル)と星彩(三国無双)の話です。
性格とか合ってるか少し不安ですがよろしければ読んでやってください。
意見、感想、駄目だしなどもらえるとうれしいです。
次回はちょっと今忙しいので、作品は日曜日の更新になります。
今度はトモエとイヴの話です。

それでは追記よりどうぞ。


とある森エリアの辺縁での出来事。
ミルフィーユ・桜庭は自分の荷物をまさぐっていた。
「ほ~これが私の武器なんですね~。」
取り出したのは一丁の銃だった。
ためしにそれを構えてみる。
我ながらなかなか様になっているように見えた。
「これで引き金を引けばバーンって・・・」
バァン!!
ミルフィーユの握っていた銃が火花を散らした。
「あ・・・ほんとに撃っちゃった。」
見れば銃口から硝煙が黙々と上がっている。
まあ良いか、誰もいないことだし。と思っていると
「・・・・・」
少し遠くのほうに今の銃弾がかすったのか、右肩の服がわずかに石化して崩れている少女と目が合った。
少女は黒い艶やかな髪で、中華風の鎧に身を包み、その手には長めの槍が握られていた。
ミルフィーユはいやな予感がしていた。
これってもしかして・・・
「ほう、この星彩に奇襲をかけてくるとは・・・」
やっぱり私がケンカ売ったことになってますー!!
わたわたと慌てふためくミルフィーユ。
「承知しました。この勝負、受けてたちましょう。」
冷静な顔して勘違いしてますー!!
「ひやああああああ」
ミルフィーユは逃げ出した。
「待ちなさい!」
星彩がその後を追いかける。



やがてミルフィーユは森エリアの外にまで逃げ出していた。
するとそこに広がるのは今までのエリアとは対照的な、草木の一本も見当たらない砂漠エリアだった。
どうやらエリアが変わると気候のほうも一変するようだ。
涼しく快適だった森エリアとは比べ物にならないくらい劣悪な環境で、日差しが強く焼け付くような暑さが身の回りを包んだ。
「こんなところ歩くの嫌ですねえ・・・」
自然とげんなりとしてしまう。
しかし後ろからは星彩が迫ってきている。
背に腹はかえられない。
「仕方ないですか。」
ミルフィーユは砂漠エリアへと足を踏み入れた。
そしてしばらく歩くと
「わっ!?」
急にミルフィーユは浮遊感を覚えた。
「え・・な・・・なんですかあ!?」
突然ミルフィーユの足元の砂地が大きく陥没したのだ。
ミルフィーユはそのまま穴に滑り落ちていく。
その先には大きなあごを持つ巨大な虫の姿があった。
「あれってもしかしてアリジゴク?そしてこの場合アリって私ですか!?」
逃げないと、と思ったが足元の砂はきめ細かく流動しており、とてもじゃないがまともに歩くようなことは出来なかった。
ミルフィーユは徐々にアリジゴクへと近づいていく。
「ひやあああ」
じたばたともがくが最早何の抵抗にもならなかった。
そしてついにアリ地獄のあごがミルフィーユを捕らえた。
捕らえられたミルフィーユにアリジゴクの毒針がブスリと差し込まれる。
すると、針の差し込まれた場所からルフィーユの体が変化を始めた。
体が固く、薄いピンク色になり、宝石のように透き通り始めたのだ。
「え・・ええ・・!?」
突然の出来事にミルフィーユは困惑していた。
私このままじゃ宝石になっちゃう!?うそ、どうしよう。っていうか私ぐらいの大きさの宝石なら売ればものすごく高いんじゃないですか!?うひゃー、これで私大金持ちですね。あ、でも私自身が宝石になったら私はそのお金使えなくないですか?それじゃあ困りますー!!
とか考えているうちにミルフィーユの宝石化はどんどんと進んでいく。
すでに体の大半は宝石と化しており、固まった衣服はいとも簡単に砕け散ってしまっていた。
宝石となったミルフィーユの裸体はとても澄んでいて、容易に反対側の景色が透けて見えた。
「うう・・もう体が動かない・・」
首から下は完全に宝石になってしまっていて動けない。
そしてパキパキと音を立てて宝石化はミルフィーユの顔にも及ぶ。
「あ・・ああ・・」
ミルフィーユの頬が、髪が、目が透き通っていく。
最後にパキィと大きな音を立てて、ミルフィーユは完全な宝石になってしまった。
その姿は、太陽光をうけきらきらと光り輝いていた。



「これは困ったわね。」
星彩はその様子を上から見ていた。
実は星彩もミルフィーユを追っかけているうちにこの穴に落ちていたのだ。
星彩の体がじわじわとアリジゴクへ近づいていく。
アリジゴクは顎を大きく開いて星彩を待ち構えていた。
その横には先ほど宝石にされてしまったミルフィーユがずぶずぶと砂に埋まっていっているのが見えた。
自分もアレに捕まればミルフィーユのように宝石にされてしまうであろう。
だがこのような状況に置かれても星彩は冷静だった。
「ここから脱出できないのならば」
星彩は槍を構える。
「奴を倒すしかないな。」
星彩は砂の流れに逆らわず、むしろ逆にその流れに沿うようにアリジゴクに向かって駆け出した。
足元はおぼつかないがそれでも何とかバランスを保ちアリジゴクへと駆ける。
やがてその距離が近づいた。
すでにアリジゴクは星彩の目の前だ。
「はあっ!」
星彩は大きく槍を振り回した。
加速した星彩の攻撃は、アリジゴクのあごが星彩を捕らえるより早くアリジゴクの体を引き裂いた。
断末魔をあげて、星彩に切り裂かれたアリジゴクが崩れていく。
それてと同時に砂の流れも止まった。
「討ち取った!」
星彩の勝利だった。



星彩は槍を地面に突き刺し、一息つくためにその場に座り込んだ。
ミルフィーユを追って走りっぱなしだった上に、怪物との戦闘があったため、星彩といえども緊張や疲労がたまっていた。
これでとりあえずは一安心か。
そう思いながら星彩は傍らの宝石と化した少女を見る。
ミルフィーユの宝石像はすでに腰から下が砂に覆われ、上半身のみが砂から突き出ていた。
星彩は立ち上がり、そんなミルフィーユの両脇腹をつかむとミルフィーユを砂からひっこぬいた。
ミルフィーユの滑らかな体のラインに沿って砂がさらさらと流れ落ちた。
「さすがにこんなところに放置しておくのもかわいそうね。」
せめてあの森エリアに返してあげようか。
そう思ったとき
「やはりいいですねえ。」
急に後ろから男の声が聞こえた。
星彩はミルフィーユを投げ出すと急いで振り返り、すぐ横に刺しておいた槍を抜こうとした。だが、
バシイ
と槍はその男の手によってはじき飛ばされた。
そしてそのままがっちりと星彩はその男に首をつかまれてしまう。
「ぐ・・お前は・・」
「何者か?ですか?
私は【魔人】と申します。運営者の1人です。」
男はニヤニヤと笑いながら話す。
「本当は私たちはあまりゲームに干渉してはいけないのですが・・・あなたがあまりに私好みだったものでねえ。」
「な・・に・・・」
「ぜひとも私のコレクションになっていただきたいのですよ。」
そう言って【魔人】は星彩の目をにらんだ。
「さあ、終わる事のない昼と夜の繰り返しを見守り続けるがいい!!」
【魔人】の目に怪しい眼光が宿り、ドクンと星彩の胸が大きく高鳴った。
そして
ピキッ、パキッ
星彩の体が石になり始めた。
「う・・あああ・・・」
石になったところから無数のひびが入り、鎧は次々と剥がれ落ちていってしまった、
やがて星彩の裸体があらわになってくる。
しかし、その美しい肌もすでに石と化してしまい、灰色に染まってしまっていた。
「ひひひ・・いいですねえ・・強気な女の子がなす術もなく絶望に襲われながらにオブジェと化していくのは・・・」
「う・・うう・・」
星彩の目に涙がたまる。
何とかしなければ、だが身体はすでに石になってしまい動かすことは出来ない。
何もできない。
なおも石化は続き、ついに星彩の整った顔にまで及んだ。
ピキピキと星彩の綺麗な顔がそのまま石へと変化していく。
「ここ・・まで・・か・・・」
やがて薄く開かれた唇が固まり、その凛々しい目も石化に包まれて焦点を失った。
最後に
ピキィ
と音をたて、星彩は完全な石像となった。
「ハーッハッハ!いいですよ!最高のオブジェです!」
【魔人】たった今自らが作り上げた石像を見ながら笑う。
先ほどまでの勇猛な少女は、今はもうピクリとも動くことのない石のオブジェだ。
「喜んでください。あなたは石像となってより美しくなれたのだから。」
石像は答えない。
「さてと、あなたは私のコレクション室に運ぶといたしましょう。」
やがて【魔人】は星彩の石像を大事そうに抱えると、霧と共に消えていった。

【魔人】が去ったあと残されたのは宝石と化したミルフィーユだ。
彼女は砂に右半身が埋もれた状態で、砂漠に横たわっていた。
やがて砂の上に横たわる彼女の上に、風に舞った砂が降り積もっていく。
宝石と化したミルフィーユの姿は徐々に砂の中へと消えていった。
そして、【魔人】が連れ去った星彩の姿は校舎エリアに存在した。
美術品保管庫。
薄暗い部屋の中、灰色一色に染まった星彩は、微塵も動くことはなくその美しい裸体を晒し続ける。
石のオブジェとして・・・。



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「リスエスト作品その2 」へのコメント

No title

星彩リクしたななしーです。

>性格とか合ってるか少し不安ですが~
性格はゲームだと冷静かつ強気なので、書いていただいた感じの通りですが、ちょっと口調が男らしすぎるかなと思いました。
とはいえ、リクエスト通りに書いていただいたのですから本当にありがとうございます!

実を言うと固められるならクラi…【魔人】に固められてコレクションされてほしいと思っていたので、今回の展開はとても嬉しいですw
保管庫に星彩1体?では可哀想なので、寂しくないよう"友達"をどんどん保管庫に(ry

長くなりましたが、今回も面白かったです。次回も楽しみにしております。

No title

どもども、以前の企画でミルフィーユをリクエストした御影です。
固め表現も良かったのですが、それ以上に、その後の扱われ方が思いっきりツボでした。
特に【魔人】に固められ、コレクションとして大事に保管された星彩とは対照的に、1人取り残され砂の中に埋もれていくミルフィーユという構図が個人的に最高でした。
本編で砂漠エリアが封鎖となった事を考えると、美しい宝石へと生まれ変わった彼女が再び光の中で輝く日は二度と来ないと思うだけで涎が止まらないっす(何

そして今回のSSで、自分も新境地を開拓できた気がします。元々固め後放置とか大好きだったんですが、砂漠にそのまま埋まっていくというシチュの発想は今までなかったものなのでw
今の自分ならザインさんの『流砂に沈む娘』に対する萌えを理解できそうです

性格とかに関しては、アニメ版の彼女ならこんなノリですし無問題ですw
後は、一人称と一部発言とかに少し違和感を感じたぐらいですが、自分の場合は、同作品キャラ間の呼称がおかしかったり、俺魔理沙だったりしない限りは余裕で脳内修正変換できるので全然問題無かったです!

滅茶苦茶長文になってしまいましたが…
リクエストを受けていただいた事と、素晴らしいシチュで書いてもらえた事、そして新たな属性に目覚めるきっかけになった事の三重の意味を込めて…本当にありがとうございます!
残る二人の固めもどうなるか、楽しみにしております!

Re: No title

>ザイン・ニヒトさん
感想ありがとうございます。
少しでも楽しんでいただけたのならうれしいです。
魔物に関してはどうぞどうぞww


>ななしーさん
感想ありがとうございます。
そうか・・男らしすぎたか・・・orz
ようつべで星彩の動画を探したんですが「敵将討ち取った」しか言ってくれなかったのでいまいち口調が分かりませんでした・・・申し訳ない(ノд・。) グスン
あとやっぱりアスラ○○○○氏葉有名ですねww
保管庫はちょこちょこ増やしていく予定ですww
現在2名なので。

>御影さん
感想ありがとうございます。
流砂シチュはやりすぎたかな?と思いましたが大丈夫だったようでほっとしていますww
あと性格とかちょっと違ってましたか・・・
ギャラクシーエンジェルは昔アニメをチラッと見たことある程度なのでうろ覚えでした・・・申し訳ないですorz
あとの二人の結末もよろしければ見届けてやってください。

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ついたー

冷やしtwitterはじめました。

プロフィール

七月

Author:七月
七月(ななつき)といいます。
固体少女様にて稚拙な文章を投稿させたりなんかしていただいてます。
時間がありましたら暇つぶしにでも見てやっていただけるとありがたいです。

好きな漫画(ラノベ)、アニメ:魔法少女リリカルなのはシリーズ、ながされて藍蘭島、とある魔術の禁書目録、C3、ソウルイーター

好きなゲーム:東方project、夜明け前より瑠璃色な、BALDRSKY、SO3、SO4、サモンナイト3

最近好きなアニソン(ゲーソン):沈黙の空、jihad(BALDRSKY)、only my railgun(とある科学の超電磁砲)、Refrain(プリンセスうぃっちぃず)
連絡などございましたら以下のメールフォームへ
http://form1.fc2.com/form/?id=490964

ただ、僕は結構メールを放置する癖があるので、もし連絡が遅くなったらごめんなさい。

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